PS3 の性能の使い方

http://torotiti.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/ps3_4c59.html

たとえば、現在の Webアプリの開発現場では、C や C++CGI を作るのは一般的ではありません。もっとライトな PHPPerlRuby などど言ういわゆる「スクリプト言語」で組まれるのが一般的でしょう。こういったことが出来るようになったのは、サーバのCPU性能が飛躍的に向上してきて、CGI の処理程度であれば、スクリプト言語で十分対応できるようになったということが、一因としてあげられると思います。(もちろん、他の要因もありますが)


C などで作成したプログラムに比べると、ほぼ間違いなく、スクリプト言語で作成したプログラムは動作が遅くてムダがあるのですが、動作速度を突き詰めるよりも、「開発のしやすさ」そして、「開発スピード」を選択した結果でなのだと思います。

私が考えるのは、まさにそう言うことで、PS3 のありあまるCPUパワーやメモリ、そしてネットワークをそういう風に使っても良いんじゃない? と考えるわけです。

PS3 はとてもリッチにメモリを積んでいますから、メモリは多少多めにつかうけれど、変更に強い、冗長性のある設計をとることができているとか、PS2PSP の時ほど、カリカリにデータをチューンしなくても十分速くて、キレイなグラフィックが表示されるので、データの制作期間が短縮されたりとか、そういうカンジです。


PS3 くらい性能が上がってくると、そのCPU 性能を使い切らなくても十分にゲームは作れるし、そして、それは難しいことではないんですよね。私の感触だと、PS2PSP でゲームを作るより、PS3 でゲームを作る方がずっと簡単だと思っています。ホント、これは正直な感想です。