差なのか異なのか

第131回『萩原健太のラジカントロプス2.0』【ネット版】公開!: ラジカントロプス2.0 | AM1422kHz ラジオ日本
(配信終了) http://blog.jorf.co.jp/radio/2010/02/13120-7f83.html

よく言うんですけど、「差異」という言葉があると。(…)差と異ってのが差異といって一言にされるんだけど、「差」と「異」は違うっていう話なんですよね。はっぴいえんどに関して言うとね。歌詞の面でも音の面でもそうなんですけど。
やっぱりロックというのは海外の外来の文化で、アメリカ・イギリスのロックと日本のロックの間にあるものは「差」なのか「異」なのかというところをどう意識するか、というテーマだったと思うんですよ。歌詞の面でもそうだったと思いますし。
「差」だと思えば追いつけ追い越せですよ。それこそ高度経済成長の日本のように追いつけ追い越せで もしかしたらいつか並べるかもしれない、あるいは追い越せるかもしれない、というものとしてロックを捉えるか、
やっぱりこれは違うんもんだと。アメリカのロックと日本のロックは違うんだと。というところでそれぞれのやり方を見つけるかと。ということでいうと後者だったんですよねはっぴいえんどはね。

※久しぶりに聴きかえしたら、欧米のゲームと日本のゲームにも通じる話のように思えたので、引用してみた。