映画『トロン:レガシー』の感想

イマイチでした。ネガティブな文章になってしまったので、折り畳んでおきます。

  • TOHOシネマズのXpanD(エクスパンド)方式で観ましたが、3D効果はさほど感じられず。というか、冒頭で「3D映画謳ってたけどさー、2Dで撮影してるシーンもあるんだよねー、ゴメンねー」という但し書き(大意)が入る。
  • 「ゲーム」のシーン(アクションシーン)がゴチャゴチャしてる。前作『トロン』の、ミスをするごとに足場を失う(落ちると死ぬ)天井当てテニスのようなわかりやすさが欲しかった。
  • ダフト・パンクカメオ出演しているのだけれど、もともと覆面で活動してるから、本人かどうかよくわからねえ。まあ本人なんでしょう。
  • 瞑想? …瞑想?
  • トロンが改心するシーンでは、ヘルメットを脱いでアラン(ブルース・ボックスライトナー)の顔をみせてほしかったかな。
  • この一件を経て、主人公がどう変わったのかがはっきり描かれないのがちょっと不満。『トロン』では主人公の(環境の)変化がわかりやすくハッピー・エンドとして描かれていて、そこが気持ちよかったので。
  • 最後のシーン、あれでは太陽が「温かい」「美しい」とはとても思えないので(曇っていたから?)、撮りなおしたほうが良かったんじゃなかろうか。


今年劇場で観た映画の中では『バイオハザードIV アフターライフ』(事態が解決されないまま、「来週の『バイオハザードV』もお楽しみにね!」という終わり方をする)よりはまあマシかな…という感じでした。