Xbox 360 インディーズゾンビゲームショットガンレビュー

いい具合にタイムラインの人口が減ってきたので、またXboxインディーズゲームのゾンビゲームの感想を連投するよ。

「Avatar VS Zombie」80MSP。ゾンビ全方向STG。4人プレイ可。ポリゴン造形やモーションのチープさを、トイストーリー的おもちゃ箱感を出すことで糊塗。面クリ型でゾンビ外の敵もいるので他のゾンビ全方向STGよりも単調な作業感は免れている。

「DEAD MEAT」80MSP。ゾンビ全方向STG。4人プレイ可。弾無限だけどリロード時間があるタイプ。効果音が調達できなかったのか、ゾンビの破裂音が自分で「ブチャッ」とか言ってるぽいｗ。敵が鈍くいつの間にか大量の敵に追い込まれてるのはゾンビ的ではあるが特に面白い訳ではない。

「GET TO THA CHOPPA!!1」80MSP。ゾンビアクション。タイトルは誤字ではない。絵や書き文字の線が安斎肇っぽい。大勢のゾンビに追われながらゾンビを撃ち地雷やミサイルを避ける。アクションに見えて実質的にはQTEゲームなのかもしれない。が、意外にプレイしてて楽しい。

「Night of Doom」80MSP。ゾンビFPS。辛うじてFPSの体裁は取れているが色々とチープ。DOOMとはまるで比較になりません。ステージの隅に陣取って、素早く左右に視点振って撃ってると死ななさげ。

「Samurai vs Zombie」80MSP。ゾンビアクション。何がサムライなのかは不明。おそらく「キルビル」の影響。ポリゴンキャラを操って、刀やらバットやらで大量のゾンビを倒していく。が、単調。キャラや武器毎に性能差があるみたいだが、特に試してみたいとは思わない。

「United State of Zombieland」80MSP。ゾンビ全方向STG。主題歌、パワーアップアイテム、ライト等、ゾンビ全方向STG界（あるのか？そんなもん）のウケた要素を色々入れてみました感が。ステージ端が分かりにくいのが難。地面に血糊がドバっと付くところはいい。

「Zombie Estate」80MSP。ゾンビ全方向STG。4人プレイ可。ドット絵のスプライトを立たせ奥行きを持たせた感じの画面。二頭身のドット絵が可愛く、ゾンビのゴア表現のピクセルまで愛おしい感じ。音楽が暗い感じでややミスマッチ。どうせならチップチューン風にして欲しかった。

「Zombie Hunter」80MSP。ゾンビFPS。ポリゴンダンジョンのステージの中、平たい顔の遭難者を助けつつ平たい顔のゾンビを全滅させる。迷路内を歩き回ってヘッドショットしてるとそれなりのFPS感はあるが、クォリティはDOOMとかウルフェンシュタイン以前の問題。

「Zombie Sniper 3D」80MSP。ゾンビガンシュー。3Dとはチープなポリゴンの事と思われる。高所からゾンビをズームで狙い撃つ。建物に入られると背後から襲われる。一発毎にコストがあり、多分遠方の敵ほど報酬が高く、背後の敵だけ撃ってると積む仕組みだと思うが、つまらない。

「Zombie Sniper HD」80MSP。ゾンビガンシュー。「3D」とは多分無関係。こちらは2Dで左右に行き買うゾンビを規定数ヘッドショットで倒していく。体力はタイムゲージみたいなもので、外すとマイナス点が入り、コンボや複数ヒットで点がアップする（と思う）。そこそこ楽しい。

以上、連投終わり。多数のゲームから「できることなら歩くモーション（アニメーションパターン）を作らずに済ませたい」という負のエネルギーが感じられた。かっこいいブランドロゴとか作る前にやることあるだろ、とか思わずにいられない。

あとぬるいゾンビ全方向STGで遊んだ後に「JOYJOY」とかやると、同じインディーズゲームの枠の中でも、歴然たる技術力・表現力の差に、くらくらと目眩がする。まあ、「ゾンビ」とつけば何でもお金を払ってしまう一部の好事家のためのものかもしれないね。